渋谷駅西口の待ち合わせ場所として、ハチ公と並んで親しまれてきた「モヤイ像」。2024年の末、再開発工事に伴って長年いた場所から姿を消した際、驚いた方も多いのではないでしょうか。実は今、モヤイ像は以前の場所から200メートルほど離れた「渋谷フクラス」の裏手へと引っ越しています。
この記事では、新しくなったモヤイ像の場所への行き方はもちろん、移設作業中に話題になったエピソードや、あまり知られていない「新島」との深い繋がりについて詳しくご紹介します。
モヤイ像の現在の場所と詳しい行き方
新しい設置場所は、「渋谷フクラス(東急プラザ渋谷)」の西側広場です。国道246号線に面したこの場所は、老舗中華料理店「長崎飯店」のすぐ隣に位置しています。
渋谷駅各線からの最短ルート
以前の場所(西口バスターミナル前)を基準にすると、セルリアンタワー方面へ坂を少し登る形になります。
- JR線から: 「南改札」を出て西口方面(左手)へ進みます。西口前の広場を、歩道橋を渡るか地上を通り、広場左手を通る「国道246号線」沿いにフクラスの建物を右手に見て直進してください。
- 地下鉄各線から: 渋谷フクラスに近いA5B出口から出て、マークシティ前を通り抜けて直進すると西口前の広場に出ます。右手前方にあるフクラスを回り込むように西側へ進むと、開けた広場にモヤイ像が見えてきます。
移設作業中に見せた「首長モヤイ」の衝撃
2024年11月に行われた移設作業の際、ファンの間で大きな話題になったのがモヤイ像の「本当の姿」です。
長年、地面から頭だけが出ているように見えていたモヤイ像ですが、クレーンで吊り上げるために根元の土をよけたところ、実は地下に長い「首」が埋まっていたことが判明しました。一時的に「首長モヤイ」となったその姿は、SNSでも「意外とスタイルが良かったんだ」「足まであるのかと思った」と大きな反響を呼びました。現在は再び、以前のように首から下が埋まった状態で設置されています。
なぜモヤイ像は「南西」を向いているのか
移設にあたって、渋谷区と寄贈元である新島村が最もこだわったのが「向き」です。
モヤイ像は、1980年に新島の東京都移管100周年を記念して寄贈されたものですが、材料である「抗火石(コーガ石)」の産地である新島の方角(南西)を向くのが絶対のルール。今回のフクラス裏への移設でも、約148km先にある故郷をじっと見つめるように、ミリ単位で角度が調整されました。
以前の場所よりも少し高い位置に置かれたため、視界が開け、より遠くの故郷を見渡しやすくなったようにも感じられます。
表と裏にある「二つの顔」の秘密
モヤイ像をじっくり観察すると、表と裏で全く異なる顔を持っていることに気づきます。
- 正面(海側・アンキ): ウェーブのかかった髪が特徴的な「若者の顔」。新島の元気なサーファーをイメージしています。
- 裏面(山側・インジー): 髭を蓄えた「おじいさんの顔」。江戸時代に流刑で新島へやってきた知識人たちが、島民に文化を教えたという歴史を象徴しています。
「モヤイ」という言葉は、新島の言葉で「力を合わせる」「助け合う」という意味。この二つの顔は、島を守ってきた先人と、未来を担う若者の絆を表しているのです。
混雑回避の穴場!新しい待ち合わせスポットとしての魅力
ハチ公前が外国人観光客で溢れかえっている現在、新しいモヤイ像周辺は「びっくりするほど人がいない」超穴場スポットになっています。
国道246号沿いで車の通りはありますが、歩行者は以前の西口広場に比べれば圧倒的に少なく、ゆっくりと相手を待つことができます。フクラス内にはカフェやショップも充実しているため、待ち合わせ前後の時間調整もしやすいのがメリットです。
まとめ
渋谷駅のシンボルとして45年以上愛されているモヤイ像。現在は再開発に伴う「仮置き」の状態ではありますが、フクラス裏の新しい場所でも、変わらず新島の空を見守り続けています。
「モヤイ(助け合い)」の精神が宿るこの像の前で、大切な人と待ち合わせをしてみてはいかがでしょうか。ハチ公前の喧騒とは無縁の、落ち着いた渋谷の時間を感じられるはずです。
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