JR渋谷駅のハチ公改札が移設！ハチ公口や地下階段が一部閉鎖による問題

JR渋谷駅が改良工事のために、なんと２つあったハチ公改札を移設しました！と言ってもすぐ近くへの移動なのですが、直接外に出る改札がなくなったため、ハチ公口と宮益坂口をつなぐ細い通路を通らないといけないのでそこを一方通行にしたりと、これはかなり混乱を招きそうな状態となっています。

というわけで今回は、JR渋谷駅のハチ公改札が移設！そのためハチ公口や地下階段の一部が閉鎖となってしまったので、地下鉄への移動の仕方などを紹介します。

２つあったハチ公改札はどちらも閉鎖

今まで少しややこしかったのですが、JR渋谷駅のハチ公改札は２つありました。場所はそれほど変わらないのですが、１つは直接外に出られたりすぐ地下に行けたりしたので、混雑を少しだけ緩和していたように思います。今思えばですけど。

今までもハチ公改札は微妙に変化してきていましたが、今回の渋谷駅改良工事でなんと旧ハチ公改札が２つとも閉鎖されてしまいました。

閉鎖されてしまったハチ公改札はどちらもハチ公前広場に近い位置にあったのですが、新ハチ公改札はかなり宮益坂口寄りにあります。むしろハチ公改札というよりは宮益坂改札と言った方がしっくりくるポジショニングです。

まあ改札の場所的には、今までと大きくは変わってはいないのですが、今回の変更に伴って最大の問題がハチ公改札を出たところの通路「ハチ公口と宮益坂口をつなぐ通路が一方通行に」なってしまったということです。

これがなかなか説明しづらいのですが、説明してみるとこんな感じです。

それでは詳しく見ていきます。

ハチ公改札を出たところの通路が「左への一方通行」になっているため、改札を出たら左にしか進めません。

ただし、左方向にハチ公前広場があるため、もともと８割以上の人がハチ公前広場へと行っていたと思われるのでここは大きな問題ではないとは思います。しかし宮益坂口に出たい人にとっては、一回ハチ公前広場に出ないといけないので１分ほどロスすることになります。これが第一の問題です。

これがおそらく大問題ですね。ハチ公前広場からハチ公改札へ行くのに、一旦宮益坂口の方へと出てから、Uターンして駅構内に戻ってハチ公改札へと行く必要があるのです。

先ほどの逆パターンなので、ロスといっても１分ほどじゃないかと思うと思いますが、ハチ公前広場からハチ公改札へ行く人の人数を考えるとかなりやっかいですよね。ただでさえ混雑していたハチ公改札が、状況を知らない人も多数いることを考えるともうぐちゃぐちゃになることが想像に難くないです。

そして、これ以外にも問題があります。

ハチ公改札は２つありましたが、その内のひとつは直接外に出るような位置にありました。そしてその改札を出たすぐ右のところに地下階段があったのです。

この地下階段は、各種地下鉄（おもに田園都市線と半蔵門線）へとつながっていて、意外と人は少ないイメージでしたがとても便利だったのです。

そして今回のハチ公改札移設に伴い、この旧ハチ公改札と一緒に地下階段も閉鎖になってしまったのです。

これは地下鉄ユーザー、特に田園都市線と半蔵門線ユーザーにとっては地味にダメージとなります。

なのでJR線から田園都市線と半蔵門線へ乗り換えるのであれば、ハチ公前広場の中央にある地下へのエスカレーターで行くことになります。

まあそれほど遠回りにはならないのですが、今まで２通りの行き方があったところが１つに集中してしまって混雑しそうというのと、３０秒ほどはロスするのでやはり朝の通勤時間帯での３０秒ロスは地味に大きいという問題があります。

それでは今回のハチ公改札移設に伴う問題をまとめます。

①ハチ公改札から宮益坂口へは遠回りに

②ハチ公前広場からハチ公改札へは遠回りに

③地下階段閉鎖により地下鉄にはハチ公前広場中央のエスカレーターで

大きくこの３点かなと思います。他にも、根本的に２つあった改札が１つになったということでもあり、実際に自動改札機も１７個から１４個へと減っているそうです。しばらくは混乱が続くのかなと思います。

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