渋谷の街を象徴する存在となった渋谷スクランブルスクエア。その最上層に位置する展望施設「渋谷スカイ」は、今や国内外の観光客にとって欠かせないスポットです。しかし、当日券の完売やスケジュールの都合で、チケットを持たずに現地を訪れる方も少なくありません。
そこで、渋谷スカイのエリアにおいてチケットなしでどこまで立ち入ることができるのか、そして無料で景色を楽しめる限界ラインはどこなのかを詳しく解説します。
渋谷スカイでチケットなしで入れるのは14階のゲートまで
渋谷スカイを訪れる際、チケットを持っていない人が物理的に到達できる最上階は「14階」です。渋谷スクランブルスクエアの1階にある専用エレベーター、または館内のエスカレーターを利用して14階まで向かうことになります。普通にスクランブルスクエア内のエスカレーターをひたすら上へいくだけでもそのうち着きます。
14階は渋谷スカイのチケットカウンターと入場口があるフロアです。ここから先、45階の展望フロアへ向かう専用エレベーターに乗るためには、必ず有効な入場チケットを提示してゲートを通過しなければなりません。
したがって、チケットなしで「渋谷スカイ」という施設を体験できるのは、この14階のロビー空間までということになります。
キャンセル待ちはできるのか
多くの人が気になる「キャンセル待ち」の有無ですが、渋谷スカイには公式なキャンセル待ちの申し込み制度はありません。
しかし、公式サイト(Webket)では、購入済みのチケットを前日までであればキャンセルできる仕組みがあります。そのため、完売と表示されていても、他の方がキャンセルした分がシステムに反映され、一時的に「○(空き)」や「△(残りわずか)」に変わることがあります。
もし希望の時間が埋まっている場合は、こまめに公式サイトの予約画面をリロードして確認してみるのが、最も可能性のある方法です。なお、現地(14階)の窓口でキャンセルが出るのを待つことはできませんので注意してください。
14階エリアで無料で体験できること
14階までしか行けないとしても、そこにはチケットなしで立ち寄れるスポットがいくつか存在します。
まずは、14階ロビーからの眺望です。入場ゲート付近には大きなガラス窓があり、そこからでも地上約60メートルからの景色を眺めることができます。屋上のような360度のパノラマではありませんが、新宿方面の高層ビル群や代々木公園の緑を確認でき、渋谷の高さの一端を感じるには十分な場所です。
また、同じフロアにはNHKの体験型施設である「NHKプラスクロスSHIBUYA」があります。ここでは最新の映像技術を駆使した展示や、人気番組に関連するデジタルコンテンツを無料で楽しむことができます。渋谷スカイのチケットが手に入らなかった場合でも、この施設に立ち寄ることで、14階まで来た価値を見出すことができるでしょう。
有料エリアとなる45階以上の空間
チケットが必要となる有料エリアは、14階のゲートを通過した直後から始まります。具体的にチケットなしでは入れないエリアは以下の通りです。
スカイゲートと呼ばれる45階への移行空間、46階にある屋内展望回廊のスカイギャラリー、そして屋上展望空間のスカイステージです。
特に人気のある、遮るもののないガラス越しに街を見下ろせるスポットや、ソファに寝転んで空を眺めることができるエリアはすべて屋上のスカイステージにあります。これらの絶景を体験したい場合は、事前に公式サイトなどでチケットを確保しておくことが必須となります。
渋谷スクランブルスクエア内の無料ビューポイント
渋谷スカイのチケットがなくても、同じ建物である渋谷スクランブルスクエア内には、景色を楽しめる場所が他にもあります。
おすすめは12階と13階のレストランフロアです。これらのフロアは外周がガラス張りになっている箇所が多く、食事のついでだけでなく、通路を歩いているだけでも渋谷の街並みが目に入ってきます。
特に12階のイベントスペース付近や、一部の通路の角からは、渋谷駅周辺の複雑な構造や再開発が進む街の様子を間近に観察することができます。14階よりも少し低い位置にある分、街の活気や電車の動きがリアルに伝わってくるのが魅力です。
渋谷駅周辺にある他の無料展望スポット
渋谷スカイに登れなかったとしても、渋谷駅周辺には無料で開放されている優れた展望スポットが点在しています。これらを巡ることで、チケット代をかけずに渋谷のパノラマを満喫することが可能です。
渋谷ヒカリエの無料展望台「スカイロビー」
代表的なのが、渋谷ヒカリエの11階にある「スカイロビー」です。ここは完全無料で開放されており、大きな窓からは渋谷スクランブル交差点を斜め上の角度から見下ろすことができます。銀座線がビルに吸い込まれていく様子や、変わりゆく駅前の景色をじっくりと眺められるため、写真撮影にも適しています。
※スカイロビーの行き方などはこちらの記事で▶ 渋谷駅から渋谷ヒカリエの展望台スカイロビーの行き方!無料で夜景も楽しめ24時までOK
渋谷フクラスの無料展望台「シブニワ」
また、渋谷フクラスの17階にある屋上庭園「シブニワ(SHIBU NIWA)」も忘れてはいけません。ここは一部が飲食店になっていますが、庭園エリア自体は無料で入場可能です。渋谷駅の西側を一望でき、天気の良い日には富士山が見えることもあります。風を感じながら景色を楽しめるという点では、渋谷スカイの屋上に近い体験を無料で味わえる貴重な場所といえます。
※シブニワの行き方などはこちらの記事で▶ 渋谷フクラスの展望台シブニワは無料!渋谷駅からの行き方や営業時間をチェック
渋谷スカイのチケットを予約する際のポイント
もし今回の訪問で「やはり屋上まで行きたい」と感じたのであれば、次回の計画のためにチケットの仕組みを知っておくことが大切です。
現在、渋谷スカイの当日券は窓口で販売されない日が増えています。オンラインでの事前予約が主流となっており、特に夕暮れ時(マジックアワー)の時間帯は、数週間前から予約が埋まってしまうことも珍しくありません。
WEB予約であれば窓口で購入するよりも安く手に入るメリットもあります。訪れる日の4週間前から予約が可能になるため、天候の予報を確認しつつ、早めに枠を確保しておくのが賢明です。
渋谷を高い視点から楽しむコツ
渋谷の街は立体的な構造をしており、必ずしも一番高い場所に登らなくても、その魅力を発見することができます。
例えば、宮下公園の屋上(ミヤシタパーク)は、高さこそありませんが、線路沿いに広がる開放的な空間から渋谷のビル群を見上げることができます。高いところから見下ろす視点と、地上から見上げる視点を組み合わせることで、より深く渋谷という街を理解できるはずです。
チケットがないからといって諦めるのではなく、14階のゲート付近まで足を運び、そこから周辺の無料スポットを回るルートを組むことで、充実した渋谷観光が可能になります。
まとめ
渋谷スカイにおいてチケットなしで到達できるのは、14階の入場口までです。それ以上の絶景を楽しむには有料チケットが必要ですが、14階のロビーや同じビル内のレストランフロア、さらには近隣のヒカリエやフクラスといった無料スポットを活用することで、渋谷の眺望を十分に楽しむことができます。
それぞれのスポットには独自の角度や魅力があるため、目的に合わせて使い分けてみてください。以上、しぶたまでした!
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