冬の訪れとともに、ヨーロッパの食卓を飾る伝統的な焼き菓子、クグロフ(Kouglof)が魅力を放ちます。王冠のような特徴的な形と、ふっくらとしたブリオッシュ生地に、ドライフルーツやナッツが練り込まれた芳醇な香りは、クリスマスシーズンを優雅に彩ります。
クグロフは、主にフランスのアルザス地方や、ドイツ、オーストリアで古くから愛されてきた菓子パンであり、その独特の型は古くは王冠やターバンを模したとも言われています。天然酵母を使ってゆっくりと発酵させるため、しっとりとした食感と、噛むほどに広がるバターのコクが魅力です。
本記事では、流行の発信地である渋谷周辺で、本格的なクグロフが手に入る名店を5つ厳選してご紹介します。伝統の味を守るブーランジェリーから、高級パティスリーの洗練された一品まで、今年のクリスマスを特別なものにするクグロフを見つけてください。
王冠型の伝統菓子「クグロフ」の基礎知識
まずは知っておきたい、クグロフの名前の由来などを紹介します。
クグロフとは?知っておきたい由来とアルザス地方の伝統
クグロフは、アルザス地方の公用語であるドイツ語圏で「Kugelhopf(クーゲルホップフ)」とも呼ばれる、ドーム型または王冠型の型で焼き上げる発酵菓子です。
- 特徴:
- 王冠型: 上部に穴が空いた特徴的な円錐台の型で焼かれます。
- 生地: ブリオッシュに似た発酵生地に、レーズンやアーモンド、リキュールを加えて作られます。
- 由来: 諸説ありますが、東方からアルザスに持ち込まれた際に、賢者のターバンや王冠に似た型が使われたと言われています。
- 伝統: アルザスでは、結婚式や祝祭の際に、家族や友人に振る舞う特別な菓子として親しまれています。
クグロフとパネトーネ・シュトーレンとの違いは?
同じくクリスマスシーズンに楽しまれる、パネトーネ(イタリア)やシュトーレン(ドイツ)と、クグロフ(アルザス/オーストリア)の違いをまとめました。
| 項目 | クグロフ | パネトーネ | シュトーレン |
| 発祥地 | アルザス地方 / オーストリア | イタリア・ミラノ | ドイツ・ドレスデン |
| 型/形状 | 王冠型(穴あき) | ドーム型 | 楕円形(幼子キリストの寝床) |
| 食感 | ふんわり、きめ細かいブリオッシュ | ふんわり、とろけるようなパン生地 | ずっしり、みっちりとした焼き菓子 |
| 特徴 | 焼き上がり後に粉砂糖をまぶす | パネトーネ種を使用 | 焼成後に大量の粉糖でコーティング |
渋谷で手に入る名店のクグロフ5選
それでは渋谷エリアのおすすめクグロフを紹介していきます。
本場アルザスの伝統を受け継ぐ!ヴィロン 渋谷店(VIRON)
フランス・パリのブーランジェリーを再現したヴィロンでは、高品質なフランス産小麦「レ・トラディション・フランセーズ」を使用し、本格的なパンを提供しています。アルザス地方の伝統的な発酵菓子であるクグロフは、本場の味わいを楽しめる最有力候補です。
- 基本情報:
- 住所:東京都渋谷区宇田川町33-8 壱番館
- 営業時間:9:00~21:00(ベーカリー)
- 公式サイト:公式サイトへのリンク
- ヴィロン渋谷店の詳しい行き方:渋谷の行列のハード系パン屋!ヴィロンの渋谷駅からの行き方!イートインや食べ放題も
- 提供形態: テイクアウト/イートイン(ベーカリー)
洗練された高級感!ル パン ドゥ ジョエル・ロブション 渋谷ヒカリエ ShinQs店
世界的なフレンチシェフが手がけるベーカリー。ロブションのクグロフは、厳選された素材と洗練された技術により、ドライフルーツやリキュールの香りが際立つ上質な味わいに仕上がっていることが期待できます。ギフトとしても最適です。
- 基本情報:
- 住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ ShinQs B2F
- 営業時間:11:00 〜 21:00
- 公式サイト:公式サイトへのリンク
- 提供形態: テイクアウト中心(ベーカリー)
独創的なセンスが光る!ピエール・エルメ・パリ(Pierre Hermé Paris)
マカロンやイスパハンで知られる高級パティスリー。ピエール・エルメでは、クグロフをベースに独自の素材やフレーバーを組み合わせた、芸術的なクリスマス焼き菓子が登場する可能性があります。通常のクグロフとは一味違う、驚きのある一品を求める方におすすめです。
- 基本情報:
- 住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ ShinQs B2F
- 営業時間:11:00 〜 21:00
- 公式サイト:公式サイトへのリンク
- 提供形態: テイクアウト中心(パティスリー)
日常的に楽しめる本格派!ジャン・フランソワ 渋谷マークシティ店
フランスの伝統的な製法を守るベーカリーで、渋谷マークシティ内に店舗があります。本格的な欧州のパン技術に基づいた、シンプルで質の高いクグロフがクリスマス時期に販売される可能性があります。手軽に本格派を味わいたい時に最適です。
- 基本情報:
- 住所:東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ 4F
- 営業時間:10:00〜21:00
- 公式サイト:公式サイトへのリンク
- 提供形態: テイクアウト/イートイン(ベーカリー)
現代のパリの技が光る!ゴントラン シェリエ 青山店(Gontran Cherrier)
パリで人気を博すゴントラン・シェリエによるブーランジェリー。伝統的なレシピを大切にしながらも、現代的な感性を取り入れたクグロフは、新しさと懐かしさが共存した味わい。クリスマス時期の限定商品として販売実績があります。
- 基本情報:
- 住所:東京都渋谷区神宮前5丁目51-8 ラ・ポルト青山 1F・2F
- 営業時間:7:30〜19:30 ※要確認
- 公式サイト:公式サイトへのリンク
- 提供形態: テイクアウト/イートイン(ベーカリー)
クグロフの美味しい食べ方・保存方法
食べ方:朝食やティータイムに
クグロフは、バターや卵が豊富な発酵生地でできているため、ケーキというよりは上質なパンに近い存在です。
- 基本: 粉砂糖をたっぷりかけたまま、カットしてそのまま食べます。アルザスでは、朝食にコーヒーや紅茶と一緒に食べるのが一般的です。
- アレンジ: 軽くトーストすると外側がカリッとし、内側のしっとり感が増します。バターやジャムを添えたり、温かいミルクにつけて食べるのもおすすめです。
保存方法:乾燥を防ぎ、美味しさを長持ちさせる
クグロフはパネトーネほど日持ちはしませんが、適切に保存すれば数日間は美味しく楽しめます。
- 短期保存: 乾燥を防ぐため、密閉容器やラップで包み、常温で保存します。
- 長期保存: 長期間楽しみたい場合は、スライスしてから一切れずつラップに包み、密閉容器に入れて冷凍保存します。解凍する際は、自然解凍後にトーストすると風味が戻ります。
クグロフ比較表(価格・形態)
| 店舗名 | 価格帯の目安 (参考) | 提供形態 |
| ヴィロン 渋谷店 | 2,000円〜3,500円 | テイクアウト/イートイン |
| ル パン ドゥ ジョエル・ロブション | 3,000円〜4,000円 | テイクアウト中心 |
| ピエール・エルメ・パリ | 4,000円〜6,000円 | テイクアウト中心 |
| ジャン・フランソワ | 1,500円〜2,500円 | テイクアウト/イートイン |
| ゴントラン シェリエ 青山店 | 2,500円〜3,500円 | テイクアウト/イートイン |
まとめ
この記事では、渋谷エリアで手に入る、王冠型の伝統菓子クグロフの名店5選をご紹介しました。クグロフは、その見た目の美しさと、ふんわりとした食感、そしてリッチな風味で、クリスマスの食卓を華やかに彩ってくれます。
今年のクリスマスは、アルザスの伝統を感じさせるクグロフで、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。以上、しぶたまでした!
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