東京・渋谷の中心に位置するスクランブル交差点は、世界で最も多くの人が行き交う交差点として知られ、その圧倒的な光景はまさに「カオスと調和」の象徴です。一度に何千人もの人々が信号に合わせて一斉に動き出す様子は、まさに圧巻の一言。このダイナミックな光景は、訪れる人々を魅了し続けています。
そんな渋谷スクランブル交差点の魅力を最大限に味わうなら、やはり「上から見る」のが一番!地上からでは感じられない、まるでミニチュアの世界を眺めているかのような感覚や、人々の動きが織りなす壮大なパノラマは、まさに感動ものです。
「でも、展望台って有料でしょ?」と思われた方もご安心ください。実は渋谷には、無料でこの絶景を堪能できる穴場スポットがいくつか存在します。今回は、そんな無料で楽しめる選りすぐりの展望スポット4選と、そこで素敵な写真を撮るためのコツをご紹介します。ぜひ、あなただけの特別な渋谷の景色を見つけに行きましょう!
厳選!渋谷スクランブル交差点 無料展望スポット4選
それでは渋谷スクランブル交差点を上から見ることのできる無料スポットを4つ、順番に紹介していきます。
【都会のオアシスで一息】渋谷フクラス 屋上庭園「SHIBU NIWA(シブニワ)」
- 概要: 2019年にリニューアルオープンした商業施設「渋谷フクラス」の17階にある、無料で開放されている屋上庭園です。
- 特徴: 広々とした空間に緑が配され、都会の喧騒を忘れさせてくれるような開放感が魅力。ベンチも設置されているため、ゆっくりと座って景色を眺めることができます。スクランブル交差点はもちろん、渋谷の街並みが広範囲で見渡せ、天気の良い日には遠くまで見通すことができます。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
- 写真撮影のポイント: 南東の方角にスクランブル交差点が見えるため、午前中は順光になりやすく、鮮明な写真が撮りやすいでしょう。広角レンズで撮影すると、交差点の広がりと周囲のビル群をダイナミックに捉えることができます。
- アクセス: JR渋谷駅西口から直結しており、アクセスは非常に便利です。
※詳しい行き方はこちらの記事で!>> 渋谷フクラスの展望台シブニワは無料!渋谷駅からの行き方や営業時間をチェック
【雨の日も安心!隠れた名所】渋谷ヒカリエ 11F スカイロビー
- 概要: 渋谷駅直結の複合施設「渋谷ヒカリエ」の11階にある、無料の展望スペースです。
- 特徴: ガラス張りの室内空間なので、天候に左右されずに快適に景色を楽しめます。比較的知られていないため、他の展望スポットに比べて人が少なく、落ち着いて景色を眺めたい方には特におすすめの穴場スポットです。スクランブル交差点の賑わいを、少し引いた位置からじっくりと観察できます。
- 写真撮影のポイント: ガラス越しの撮影になるため、映り込みに注意が必要です。レンズをガラスに近づけたり、暗い色の服を着て反射を抑える工夫をすると良いでしょう。特に夜景は、交差点の光が美しく輝き、幻想的な一枚が期待できます。
- アクセス: 渋谷駅と2階連絡通路で直結しており、雨の日でも濡れずにアクセスできます。
※詳しい行き方はこちらの記事で!>> 渋谷駅から渋谷ヒカリエの展望台スカイロビーの行き方!無料で夜景も楽しめ24時までOK
【ショッピングついでに立ち寄り】渋谷スクランブルスクエア 12F 展望フロア
- 概要: 渋谷駅直結の超高層複合施設「渋谷スクランブルスクエア」の12階、レストランフロアの一角に設けられた無料の展望スペースです。
- 特徴: 45階・46階の有料展望施設「SHIBUYA SKY」とは異なりますが、12階からもスクランブル交差点を十分に楽しむことができます。レストラン街にあるため、食事や休憩のついでに気軽に立ち寄れるのが魅力。交差点が比較的近くに見えるため、人々の動きや車の流れをよりリアルに感じられます。
- 写真撮影のポイント: 時間帯によってはレストラン利用客などで混雑することもありますが、人の流れが途切れる瞬間を狙うと良いでしょう。交差点の迫力を間近で捉えたい方におすすめです。
- アクセス: 渋谷駅直結。
※スクランブルスクエアへの行き方はこちらの記事で!>> 渋谷駅からスクランブルスクエアの行き方!改札や出口&山手線からのアクセスも
【日常に溶け込む意外な発見】渋谷マークシティの通路
- 概要: 渋谷駅直結の商業施設「渋谷マークシティ」内にある、スクランブル交差点に面した通路の一部です。
- 特徴: 他の展望スポットに比べて高さは低いものの、交差点の活気をすぐ目の前で感じられるのが特徴です。普段何気なく通り過ぎてしまう場所ですが、立ち止まって見ると、交差点を渡る人々の多様な姿や、渋谷の日常が垣間見えます。
- 写真撮影のポイント: 人通りが非常に多い場所なので、通行人の邪魔にならないよう配慮が必要です。人々の動きを捉えるスナップ写真や、交差点の奥行き感を出す構図がおすすめです。あえて通行人をぼかして、交差点の賑わいを表現するのも良いでしょう。
- アクセス: 渋谷駅直結。京王井の頭線渋谷駅の改札を出てすぐの場所にあります。
※マークシティへの詳しい行き方はこちらの記事で!>> 渋谷駅から渋谷マークシティの行き方!山手線や東横線、半蔵門線からのアクセスも
スクランブル交差点の絶景を撮る!写真撮影のコツ
せっかくの絶景スポット、最高の写真を残したいですよね。ここでは、スクランブル交差点で「映える」写真を撮るためのコツをご紹介します。
- 時間帯の選び方:
- 昼間: 人々の動きや建物のディテールがはっきりと写り、渋谷の活気ある日常を表現できます。青空とのコントラストも美しいです。
- 夕方(マジックアワー): 日が沈みかけ、空がオレンジや紫に染まる時間帯は、最もドラマチックな写真が撮れるチャンスです。交差点の明かりが灯り始め、幻想的な雰囲気が加わります。
- 夜: 交差点のネオンや車のヘッドライト・テールランプが光の筋となり、まるでSF映画のような幻想的な光景が広がります。長時間露光で車の光跡を表現するのもおすすめです。
- 構図のポイント:
- 広角で全体を捉える: 交差点の広がりや、周囲のビル群を含めたダイナミックな構図にすることで、渋谷のスケール感を表現できます。
- 望遠で人々の動きにズームイン: 一人ひとりの動きや表情に注目し、交差点を渡る人々の群衆の中の物語を切り取るのも面白いでしょう。
- 建物や看板をフレームに入れる: 渋谷らしい風景を強調するために、特徴的なビルや巨大な広告看板を写真のフレームに入れることで、より「渋谷らしさ」を演出できます。
- 撮影時の注意点:
- 三脚の使用可否: 各施設によって三脚の使用が制限されている場合があります。事前に確認するか、手持ちでの撮影を基本としましょう。
- 通行人の邪魔にならないように配慮: 特にマークシティの通路など、人通りの多い場所では、周囲の迷惑にならないよう注意し、安全に配慮して撮影しましょう。
- プライバシーへの配慮: 人物の顔が特定できるような写真をSNSなどに投稿する際は、写っている方のプライバシーに配慮しましょう。
まとめ:渋谷の新たな魅力を無料で発見しよう!
今回ご紹介した渋谷スクランブル交差点の無料展望スポットは、それぞれ異なる魅力と眺望を持っています。有料の展望施設とはまた違った、日常の中に溶け込む絶景や、気軽に立ち寄れる手軽さが魅力です。
ぜひ、これらのスポットを巡って、あなただけの渋谷の「絶景」を見つけてみてください。そして、その感動を写真に収めて、SNSなどで共有するのも良い経験になるでしょう。以上、しぶたまでした!
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